
この記事は感想ひとくちメモのような内容になってます。作品についての考察や深掘りはしておりませんが、ネタバレは含みます。ご了承のうえ、お読みください。
あらすじは・・・
トム・ハンクス演じるロボット技術者のフィンチ。荒廃した世界で暮らす彼は、大切な愛犬と自ら制作したロボットと共に、安心して暮らせる新しい家を見つけるため、危険な旅に出る。家族のように心を通わせていく彼らを描く感動的なSFドラマ。
Apple TVより
評価
IMDb:6.9
ロッテントマト
平均トマトメーター:74%
平均ポップコーンメーター:68%

泣いてしまった…感動で
ひとこと感想



重大なネタバレはしていませんが
作品のテーマに触れています
トム・ハンクス主演ということで軽い気持ちでチョイスした映画でしたが、心揺さぶられるストーリーに引き込まれました。
予備知識なしで視聴したので、主要キャラクターが「フィンチ(トム・ハンクス)、犬、ロボット」だけという設定には驚きました。
そんなわけで、まさに全編にわたり、トム・ハンクスの独壇場なのです。
コロナ禍以降、登場人物少なめの作品は数多く作られているけれど、終末世界を舞台にしたロードムービー風SFヒューマンドラマという仕立ては斬新でした。


この映画のテーマは「終末サバイバル」かもしれませんが、私にとってはそれ以上に「ハートウォーミング」な作品として心に残りました。
・死期を悟ったフィンチが、終末世界に取り残される愛犬のためにロボットを作る姿
・ジェフ(ロボット)が「犬を守る」という絶対的な役目を受け継ぐ姿
・危険極まりない世界を生き抜く術をジェフに教えるフィンチと、実直ゆえに失敗を繰り返しながら成長するジェフの姿
・一人と一体、そして一匹の間に芽生える絆と友情
フィンチとジェフのやりとりに心和み、フィンチの愛犬への愛に涙する。こんなふうに感情移入できたのは、ストーリーの良さはもちろんのことフィンチ役トム・ハンクスの圧倒的な演技力あればこそです。フィンチが流す涙は私の心の琴線に触れ、最期の時間を愛犬に捧げる姿は強く深く心に刻まれました。
さらに心打たれたのはフィンチの「人間性」です。
荒廃した世界に取り残されることになる愛犬を案じ、それを具体的な行動に移したフィンチ。
思うだけなら誰でもできるけれど、実際に行動に移すことは容易ではありません。考えている間に時間は過ぎてゆくものだし、ましてやフィンチは死の瀬戸際にいるのですから。
そんな状況の中で、「絶望」ではなく「希望」を見ていたフィンチの精神力には感動しかありません。


生きるか死ぬかの選択から始まったサンフランシスコへの旅が、いつしかフィンチとジェフの友情を描くロードムービーへと彩られてゆく構成も素敵でした。
「生きるチカラを与えてくれる愛する存在。そして、その愛する存在に自分ができることは何か?」そんな大切な問いかけを感じた映画でした。



お読みいただきありがとうございました

