海外ドラマ『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』シーズン3 1〜9の感想|孤高の捜査官ウィルの新章【ネタバレ有り】

Will Trent/出典:IMDb

原題: Will Trent/製作年:2023〜(継続中)/話数:19話(シーズン3)/製作国:アメリカ/言語:英語

はじめに

この記事は、管理人しかが作品の世界に浸りながら想像力を広げ、思いをめぐらせながら綴ったものです。素人目線の解釈に基づくため、思い込み、勘違い、間違いなどがあること、あらかじめご了承ください。また、感想はネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。

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目次

『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』シーズン3前半エピソード

シーズン3前半のキーワード

ドラマの要素
  • 再始動
  • 新たな関係
  • 出会い
  • 恩人と因縁
  • 新キャラ
新たな章へ!

イントロダクション

シーズン3前半の導入部分をまとめてみました

最愛の人であるアンジーを自らの手で逮捕したウィル・トレントは仲間の前から姿を消し、テネシー州の小さな町で暮らし始める。一方、起訴を免れたアンジーは警備員をしながらアトランタ市警への復帰を目指している。

それから6ヶ月が経った頃、非番の警官が射殺される事件が起き、ウィルはアトランタへ引き戻される。射殺された警官の上司であるクロムウェルに「犯人」と決めつけられ、武装警官に包囲され立てこもったギャングのリーダー、ラファエル・ウェクスフォードは「ウィルとだけ話す」と要求したのだ。ラファエルは、養護施設を出て無一文だったウィルを祖母宅に泊めてくれた、ウィルにとって因縁ある人物だった。

一時的に捜査に加わったウィルは、ラファエルと敵対するギャング「ボーイズ」担当の検事補マリオン・アルバと出会う。マリオンの情報で、殺された警官が内部告発をしようとしていたことが判明する中、投降したラファエルが警官殺しを自白する。自白は虚偽だと確信するウィルと仲間たちはマリオンの協力を得ながら捜査を続け、思いも寄らない黒幕を暴くことになる。

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『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』シーズン3前半エピソードの感想

ここからネタバレ全開の感想です
未視聴の方はご了承のうえお読みください

その後のウィルとアンジー

前シーズンの悲痛なラストから、約6ヶ月のタイムジャンプをして始まったシーズン3。

まず、ほっとしたのは、ウィルだけでなくアンジーの物語も引き続き描いてくれていたこと。

ウィルの人生からアンジーが去ってしまうことは避けられない流れのようなので(私は修復してほしかったけれど!)、アンジーの存在感が薄れることが心配でした。でも、アンジーの存在感は変わらず、これまで通り。安堵しました。

ウィルとアンジーは、この先も人生を共にしてほしいと願っていた私としては非常に複雑ではありますが、ウィルから離れたことでアンジーが自分の人生を歩き始めたようにも思えます。

「あなたを自由にする」とウィルに告げたアンジーもまた、ウィルから自由になったんですよね。

仲間である刑事たちの前で逮捕したウィルを許せないアンジーと、逮捕せざるを得なかったウィル。ウィルにしても、アンジーにしても、譲れない言い分があるのは分かります。それでもです!いつか互いの大切さを思い出してくれると信じたいです。以前のような関係には戻れないとしても、絆は消えないはず。だって、7歳から続いた友情で、互いがいたからこそ生き延びてきたと言えるはずなんですもの。

新たな出会いについて

ウィルとアンジーの道は別れてしまったけれど、それぞれ新たな出会いがありました。

ウィルは検事補のマリオン・アルバ。アンジーは医師のセス・マクデール。

シーズン3の新キャラが発表されたとき、ジーナ・ロドリゲス(マリオン役)が放つ明るさが『ウィル・トレント』の世界観にマッチしないように感じたのですが、なんのなんの。マリオンの明るさや可愛らしさは、アンジーと別れたウィルを笑顔にしてくれました。

ウィルがマリオンと付き合い始めたのは良かったと思いますが、それでもウィルの心の中にはアンジーへの想いがあるように感じます。未練といいましょうか。アンジーとの関係を諦めきれない気持ちが残ってるみたいでした。

一方、アンジーのほうは、ウィルとの関係を終わらせた感があります。迷いもなく、きっぱりと。

アンジーに幸せになってもらいたい私としては、とにかく良い相手と巡り合ってほしいと願うばかりです。新たな恋のお相手になりそうなセスについては、いまのところ好印象ですが、まだ出会ったばかり。ふたりについてはこれからですね。

まとめと後半へ

(個人的にどうしても外せないので)ウィル&アンジーのことばかりになってしまいましたが、事件捜査の方も見応えあるものでした。警官射殺事件の真相や、アンジーが警備員として出会った人物の冤罪事件など。1話の中では収まりきれない複雑な事件を紐解く流れに引き込まれました。

さらに、3シーズン目ということで、周辺キャラにも愛着を感じるようになりました。彼らのちょっとした個性が人間関係に深みを与え、見ていて楽しいポイントになっています。特にシーズン3前半部分は検視官ピートが大活躍でした。ポツリと漏らす本音にクスッと笑い、生死彷徨う仲間を救う姿にムネアツでした。

さて、シーズン3後半はウィルがラファエルを追い詰めることになりそうですね。ラファエルの悪事を暴くためにアトランタに残ったとも言えますものね。しかし、ここでも人間模様が複雑です。アマンダはラファエルの娘を預かっているし、フェイスの息子ジェレミーは(身から出た錆とはいえ)検察の内通者としてラファエルを探ることになったし。

特にジェレミーの件は不安な要素になりそうです。ギャングのリーダーであるラファエルの仕事を引き受けたのはジェレミー自身の判断だというのに、警察に捕まったらウィルを呼んで「ママにないしょでなんとかしてー」って。ウィルも辛い。

激怒するフェイスを想像しながら、後半へ突入します。

お読みいただきありがとうございました

『GBI特別捜査官 ウィル・トレント』シリーズはこちら

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