8月の海外ドラマノート|2025

はじめに

このページには、記事としてピックアップしなかった海外ドラマの視聴記録を記してます。個別記事にしなかったこともあり、愚痴、ぼやき、嘆きなどのネガティブな発言があちらこちらに散らばっています。簡単な覚え書き程度の内容ですが、ネタバレを含むこともありますので、ご了承のうえお読みください。

8月に視聴した(視聴終了したシリーズ)ドラマと映画の記録です

は5点満点の満足度ですよー

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目次

Netflix

ホステージ:陰謀の行方


英国首脳会談の最中、国境なき医師団としてフランス領に滞在していた英国首相の夫が誘拐され、フランス大統領は脅迫され・・・という始まりの政治スリラー。良かった点は全5話のリミテッドシリーズなので、テンポよく進んでまとまっていたこと。関係図も複雑ではなく、あれこれ想像をめぐらさずに視聴できる点も良かった。あっさりしすぎているとも言えるけれど、そこは好みの問題ということで。

Disney+

一流シェフのファミリーレストラン(シーズン4)


シーズン4も痛いくらいの悲哀を感じる内容だった。喜怒哀楽の振れ幅が大きく、次は何が起きるんだろうという不安(期待ではなく)がつきまとう。シーズン4は調理シーンが少なめで、特に主人公でもあるカーミーの見せ場はほぼなく、その理由はラストで明かされるという流れ。ストーリーよりも俳優陣の演技が素晴らしく感じたシーズンだった。

シフティング・ギアーズ(シーズン1)


18歳で妊娠して家を出ていった娘(カット・デニングス)が、子供二人を連れて頑固親父(ティム・アレン)のもとへ戻ってくる、という設定のほのぼのシットコム。ひと昔前のアメリカっぽさを感じるのは、作品の傾向が保守的になっているからという説もあるみたいなのだけど、そういうことは考えずに見るのがベターな作品だと思う。最初はぎこちなかった子役のふたり(娘の子どもたち)が、回を重ねるごとにうまくなってゆくとこが見どころかも。

Amazonプライム

ナイン・パーフェクト・ストレンジャーズ(シーズン1)


なぜだか手が出なかったドラマ。その「なぜだか」は、見てはいけないという直感だったのかもしれません。豪華キャスト、ミステリアスな設定、意味深なストーリー。そして美しい風景。オープニングの曲調や、ニコール・キッドマン主演ということで、勝手に『ビッグ・リトル・ライズ』のような完成度を期待したけど、同じ場所をぐるぐる回って出口を見つけられないような不快感が募るドラマだった。良かった点は、お客さんであるセラピー参加者9名が解毒して、新たな一歩に踏み出せたこと。シーズン2に好きな俳優さんが出演してるのだけど、見るべきか悩むわ。

WOWOW(Paramount+含む)

イエローストーン(ファイナルシーズン)


ケビン・コスナーの降板ですったもんだあったファイナルシーズン。前半と後半の繋がりの流れが悪くなったのは仕方ないことだけど、残念に思う気持ちは否めなかった。肝心のストーリー運びは様々な問題を片付けながらも性急さを感じさせず、ダットン家の起源である『1883』から続く物語を完結させる素晴らしいものだった。しみじみしちゃったけれど、『イエローストーン』の世界はさらなるスピンオフへと続くのよね。

DOCーわたしを思い出す日までー(シーズン1)


イタリアドラマをアメリカでリメイクした作品。本家イタリア版は見てないので、予備知識も先入観もなく、新鮮な視点で視聴できたことは良かった。名医が活躍する医療ドラマというより、事故で8年分の記憶を失くした主人公の再生物語。その8年の間に悲劇があり、性格が変わってしまった主人公が本来の自分らしさを取り戻しつつ前へ進んでゆく・・・という内容だったけど、なんだかハマれなかった。なぜだか、登場人物全般に魅力を感じなかったのよね。

警部ベルジュラック〜豪邸に潜む闇〜


ジャージー島を舞台にしたUKドラマ。妻を亡くした喪失と悲しみからアルコール浸りになった警部ベルジュラックが、島の権力者宅で発生した殺人事件に挑むという犯罪捜査ドラマ。ベルジュラックと娘&義母との関係、彼を恨む犯罪者などのサイドストーリーも興味深く、濃厚な内容だった。しかーし、ここでも警察内部の見苦しい小競り合いにガッカリ。そんな私の気持ちを代弁するかのように、「いつまでもピーピーガキみたいなこと言ってんな!」と上司に言い放った若手刑事の勇ましいことよ!

FBI:インターナショナル(シーズン4)


チームリーダーが変わって、わずか1シーズンで打ち切りになってしまった。新リーダーのウェスの背景をこれから掘り下げてゆこうとしていたのに、残念なことに。それにしても、ブダペストに拠点があるフライチームの最終話の舞台が東京って、ないやろ。せめてチーム一丸となって事件を解決してほしかったのに、東京出張はウェスひとり。4シーズンも観てきたこともあり、残念に思うラストだった。

その他

刑事アダムスベルグ


フランスの犯罪捜査ミステリー。原作は世界的ベストセラー作品とのことで視聴してみたのだけど、ツッコミどころの多いドラマだった。パリの刑事アダムスベルグと仲間たちがブルターニュの村で起きた難解(不可解?)な殺人事件の捜査に協力する内容なんだけど、終わってみると、捜査協力というほどの働きをしたかなー?と疑問。肝心のアダムスベルグは思案するばかりだったような。見どころは舞台になった村の雰囲気。時間が止まったような古風な村で持ち上がる「影踏み組」と「影踏まれ組」の対立と、奇妙な容疑者たち。不可思議な世界観だった。

映画

教皇選挙


一般人が知る由もない教皇選出の内側が描かれた作品。神に仕える身だとしてもただの人間というのがテーマなのか、権力争いであぶりだされる人間の醜さが見どころだったような。同じ宗教を信仰しているはずなのに、候補者それぞれに思想があり、信念あり、支持基盤がある点はまさに政治の世界。大きな問題提起をして終わったのだけど、続編の予定でもあるのかな?

陪審員2番


陪審員に選ばれた男(ニコラス・ホルト)が担当する殺人事件裁判で、殺された女性は自分がひき逃げしたのかも知れないと気づき、倫理的な葛藤と闘いながら審理に参加する様子を描く映画だったけれど、果たしてそれが本当のテーマだったのか。と、見終わった後に考えてしまってる。もしかしたら、陪審員裁判への疑問を問いかけることがテーマだったのかも。「早く終わらせたい」「あのタトゥーを入れた被告は悪いやつに決まってる」という事件とは関係ない視点で考える一般市民に裁判を委ねることについての疑問。真意はともかくとして、キャスティングが豪華すぎて、逆に物足りなく感じる内容だった。

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8月のまとめ

こちらは私のつぶやきです

2025年8月のドラマライフを振り返ってみると、やや小粒な作品が多かったかな?という印象です。

そんな中で大作と言えるのは、ついに完結を迎えた『イエローストーン』でした。前日譚を描いたスピンオフから、壮大な物語を紡いできたドラマのファイナルシーズン!ケビン・コスナーの降板劇がなかったとしたら、違ったストーリーだったのかも?という思いが残ったのはやや残念でした。

一方、「見て良かった!」と心に残った作品は、ささくれだった気持ちにさせられた『ドクター・デス』でした。実話が訴えかけてくる迫力は凄まじいかったです。別の毒医者を描くシーズン2も、そのうち視聴しようと思ってます。

次はサイトからのお知らせです。

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さて、来月はエミー賞で盛り上がりたいと思ってます。

私のエミー賞の楽しみ方は、予測不能な賞レースよりも未視聴の作品を発掘することです。どんな作品に出会えるでしょうか。

お読みいただきありがとうございました

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