映画『ANORA アノーラ』ーおとぎ話のその先にある赤裸々な人間ドラマー【ひとくち感想】

Anora/出典:IMDb

原題: Anora/製作年:2024/時間:2h 19m/製作国:アメリカ/言語:英語/主演:マイキー・マディソン(アノーラ“アニー”)

はじめに…

この記事は感想ひとくちメモのような内容になってます。作品についての考察や深掘りはしておりませんが、ネタバレは含みます。ご了承のうえ、お読みください。

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目次

あらすじは・・・

N.Y.でストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司・イヴァンと出会う。1万5000ドルで彼の“契約彼女”になったアニーは、贅沢三昧の日々を過ごす。そして、衝動的に結婚した2人は幸せの絶頂を迎えるが…。

U-NEXTより

評価

IMDb:7.5
ロッテントマト:93%

アカデミー賞作品賞ですが
好みではなかったなー

ひとこと感想

重大なネタバレはしていませんが
作品のテーマに触れています

2025年度のアカデミー作品賞。

さらに主演のマイキー・マディソンは最優秀女優賞。

あわせて5部門制覇という快挙。

内容よりもアカデミー賞関連の話題から観てみた映画だったけど、これは正直、好みではなかった。共感できないだけでなく登場人物に興味も持てず、心に響くものも、心に残ったものもなく。

”素晴らしい”点を見つけられないのは、私の感性が一風変わっているせいだろうと納得していますが、今年のアカデミー賞後に『投票前に全候補作の視聴を義務付ける』という新ルール(裏返せば、これまでは作品を見なくて投票できたということ)が発表されたことを考えると、感性云々を考えるより率直な感想を書くのがいちばんなのかもしれません。

さて、この映画を楽しめなかった理由は、富豪の息子ヴァーニャとアニー(アノーラ)の関係が出会いから結婚まで衝動的なノリだけで進み、感情的なものが見えなかったことにあります。wikiのあらすじでは、「ふたりは恋に落ちた」と表現しているけれど、私にはふたりの間に愛情があったようには見えなかったです。

アニーが夢中になったのは、ヴァーニャその人ではなく、ヴァーニャが与えてくれる贅沢な暮らしだったように思えたのです。

なので、ふたりの愛が引き裂かれたようにも感じず、アニーの喪失感はつかみそこねた夢の生活のせいだったのかな、と。さらに、脱ぎっぷりや性描写が評価に繋がってるように感じる点も好みではなかった部分です。

付け足しのようになりますが、良かったと感じた部分は、結婚に怒るヴァーニャの両親に雇われたアルメニア人3人組の登場あたりからコメディらしいストーリーになり、どんちゃん騒ぎの前半から空気が一変するところ。この場面展開には飽きせない工夫がありました。さらに、銃器を使わない設定も良かったです。

お読みいただきありがとうございました

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