
この記事は、管理人しかが作品の世界に浸りながら想像力を広げ、思いをめぐらせながら綴ったものです。素人目線の解釈に基づくため、思い込み、勘違い、間違いなどがあること、あらかじめご了承ください。また、感想はネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。

『エルズベス』シーズン2
シーズン2のキーワード
- 疑惑の判事
- 策略と過去のツケ
- 遠距離恋愛
- キャリアアップ
- 正義とは

イントロダクション

シーズン2の導入部分をまとめてみました
極秘任務の影響で、ワーグナー警部との間にあった溝も解消しただけでなく、信頼されるようになったエルズベスは、警察のオブザーバーとして事件捜査に参加しながら充実した日々を送っている。
かけがえのない友人になったエルズベス担当の警官カヤは刑事を目指し、息子のテディも頻繁に顔を見せるようになる。さらに、捜査に口出しするエルズベスを疎ましく感じていた刑事たちも、彼女の非凡な才能を認め始める。
そんな順風満帆なエルズベスの日常は、殺人事件の陪審員に選ばれたことから一変してゆく。
『エルズベス』シーズン2 全話まとめて感想



ここからネタバレ全開の感想です
未視聴の方はご了承のうえお読みください
興味深いサイドストーリー
『エルズベス』のシーズン2は、全10話だったシーズン1から大幅増の全20話。
集中力が欠乏している私としては「やや長いなー」と思ってしまうのですが、これも人気の証ですね。
さて、シーズン1の感想で「シーズン2では飽きさせない工夫を!」みたいなことを(エラソーに)書いたのですが、シーズン2はその期待に応える興味深いサイドストーリーが用意されてました。
シーズン1はエルズベスの魅力と人柄も相まって、メインの事件捜査そのものが面白くて、サイドストーリーで作品を盛り上げる必要も感じませんでした。しかし、1話完結の連続ドラマでは「核となるサイドストーリー」は必須の要素。
そこで用意されていたのが、悪人判事クロフォードとの対決でした。
クロフォードの件は、エルズベスの心をかき乱し、癒えそうもない爪痕を心に残しました。ひだまりのようなエルズベスが苦悩する姿を見るのは辛いものがありましたが、彼女が抱える葛藤を描くストーリーは見応えがありました。
エルズベス対悪の判事
陪審員エルズベスと法廷を支配する判事クロフォードが対峙する様子は、法を知るふたりの頭脳戦のようで、非常に面白い構図でした。エルズベスがクロフォードの思惑(被告を有罪にしようとしてた)に気づけたのは、彼女自身が弁護士だったからこそ。
疑問をそのままにできない性格のエルズベスが、クロフォードを放置するわけがありません。一方、エルズベスとは違った粘着質な執念を持つクロフォードは権力とコネを駆使し、彼女を窮地に追い詰めました。
クロフォードの策略によって、エルズベスの弁護士時代の暗部が暴かれました。おそらくエルズベスは、「金の力で悪人が思いのままに振る舞うことに加担する仕事」に心底嫌気がさしていたのだと思います。だからこそ、新天地NYで得た「犯罪者を捕らえる仕事(監視役だとしても)」にやりがいを感じているのではないでしょうか。
さて、クロフォードの攻撃からエルズベスを守ったのは、彼女を信じ、愛する仲間たちでした。エルズベスを守るために結束した仲間たちの姿は非常に感動的で、クロフォードとの戦いの中でも見どころだったと思います。
エルズベスとクロフォードの戦いは今後も続きそうな流れだったのですが、「正義とは何か」という問題提起で終わりました。法で裁けなかったクロフォードの罪。そしてクロフォードに人生を破壊された女性の絶望の深さに気づけなかった事実。これらの痛みが、エルズベスの心に深い傷跡を残しましたよね。


エルズベスとクロフォードの対決は不穏なものでしたが、クロフォードを演じたのはエルズベス役キャリー・プレストンの実生活での夫マイケル・エマーソンでした。
そんなわけで、敵対する間柄ながら、どこか楽しげな雰囲気を感じたりしましたが、エマーソン氏はクロフォードの闇を見事に表現してくれました。
ちなみに、ふたりの共演は、私を海外ドラマワールドへいざなった『パーソン・オブ・インタレスト(POI)』でも実現しています。POIではマイケル・エマーソンが主演、キャリー・プレストンがゲスト出演。ふたりの関係は結ばれることのない恋人同士でした。ファンとしては、再共演に感無量です。
恋人出現!
さて、暗い話ばかりではなく、明るい話題もありました。
なんとなんと!!エルズベスに恋人ができちゃったのです。
お相手は、スコットランドに住むアンガス。NYとスコットランドの小さな町を繋ぐ「鏡(のようなもの)」を通じて出会ったふたりは意気投合。遠距離恋愛になるわけですが、大人のふたりにとっては問題ないみたいです。
さらに、シーズン2ではエルズベスの息子テディも頻繁に登場してくれました。DCでの仕事はどうなってるの?とツッコミたくなるほどでした。理由は恋人に会うためだけど、それでもエルズベスは嬉しいはずです。
まとめ
明るさと暗さがミックスされたシーズン2でしたが、残念なことにエルズベスの友人兼お目付け役のカヤが卒業となりました。
刑事を目指していたカヤは大チャンスをつかんで羽ばたいてゆくというストーリーなのですが、やはり寂しいものがあります。とはいえ、ゲスト出演はあるとのことなので、刑事カヤが活躍する姿を見せてくれるかもしれません。
シーズン3では、どんなエルズベスワールドが見られるのでしょうね。事件捜査だけでなく、心の傷と向き合う姿も描いてほしいです。新たなサイドストーリーにも期待しつつ、私の感想を終わります。



お読みいただきありがとうございました



