海外ドラマ『ハイジャック』シーズン2全話まとめて感想|交渉人サムが絶体絶命!愛する人と200人の命【ネタバレ有り】

Hijack/出典:rottentomatoes

原題: Hijack/製作年:2026(シーズン2)/話数:8話(シーズン2)/製作国:イギリス/言語:英語、ドイツ語/主演:イドリス・エルバ

はじめに

この記事は、管理人しかが作品の世界に浸りながら想像力を広げ、思いをめぐらせながら綴ったものです。素人目線の解釈に基づくため、思い込み、勘違い、間違いなどがあること、あらかじめご了承ください。また、感想はネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。

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目次

『ハイジャック』シーズン2:概要

キーワード

ドラマの要素
  • ベルリン
  • 地下鉄
  • 脅迫
  • 復讐
  • 正義
逃げ場のない地下鉄が舞台!

イントロダクション

導入部分をまとめてみました

ベルリンの地下鉄でハイジャックが発生し、列車にいるサムは約200名の乗客の命を預かることになる。絶体絶命の状況に置かれたサムは解決の糸口を探り、対応するオペレーションセンターにはベルリン連邦警察本部長ヴィンターだけでなく、なぜかMI5のフェイバーも駆けつける。

一方、スコットランドの人里離れた山小屋には、サムの元妻マーシャがいる。物憂げな様子でひとり過ごすマーシャのもとに、送り主不明の花束が届けられる。

ベルリンとイギリス。不穏な空気の中、 予測不能なシーズン2の幕が開く。

評価

ロッテントマト
平均トマトメーター:73%
平均ポップコーンメーター:40%

ポップコーンメーター40%は低めですね
私は『サムの人間臭さ』を描いた点を評価したいです

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『ハイジャック』シーズン2:感想

ここからネタバレ全開の感想です
未視聴の方はご了承のうえお読みください

予想できない大胆設定

「ハイジャック」という大前提のテーマをどんなふうに用いるのか、交渉人サムがどんなふうに関わるのか。期待と不安を抱きつつ視聴開始したシーズン2。

いや、もう、ビックリでした。

大前提のテーマである「ハイジャック」されたのは、逃げ場のない地下鉄。しかも、場所はベルリン!

そして、ハイジャック犯はサム!

第1話の冒頭、ベルリンの地下鉄駅で周囲を警戒しているサムの様子を見て、「ああ、前回の事件がトラウマになってるんだろうなー」なんて思っていたのですが、完全にハズレ!(笑)

サムが警戒してたのは、ハイジャックするにあたって邪魔になる要素(警官たち)で、それらを排除するためだったなんて。こんな設定、想像できませんって。

さらに衝撃だったのが、シーズン1の事件後にサムの身に起きた悲劇のことです。

息子が殺されたなんて。

子供を犠牲にするなんて、ある意味「タブーを犯す」行為に思えるのですが、これは「サムが黒幕の指示に従いハイジャック犯になった」というストーリーに説得力を与えるために必須だった。・・・ということですよね。

サムから最も大切な存在を奪う。あまりにも残酷で、かつ非常に効果的。視聴者としては胸が締め付けられる思いですが、すごいアイデアでした。

シーズン1との比較:サムの変化

シーズン2では、サムをヒーローではなく、弱さを抱える「ひとりの人間」として赤裸々に描くことに重点を置いているように感じました。

シーズン1でのサムは、ハイジャックされた飛行機に偶然乗り合わせた乗客として、第三者の視点で「プロの交渉人」らしく事態を把握し、コントロールしていました。

しかし、今回は彼自身が当事者となり、逃げ場のない極限状態に身を置きます。「交渉人」ではなく、「息子を亡くした父親」で「元妻を守りたい男」サムの、なりふり構わない心の叫びが見えるようでした。

もちろん、黒幕との駆け引きや、列車内に潜む黒幕の手下を見極めたり、その手下を仲間に引き入れたり……と、交渉人としての見どころもありましたが、シーズン1と比べると彼が発する言葉の「温度」が明らかに違いました。

シーズン1では心に響いたサムのセリフも、シーズン2では空回りしているように感じました。「(人質にした)乗客全員を守り抜く」というキメゼリフも、その場しのぎのようでした。

その原因は、サムが最も重視していることが、「元妻の命を守ること」だったからにほかなりません。

「愛する人の命」か「200名の乗客の命」か

サムの葛藤は、地下を彷徨う地下鉄のように、倫理の出口を見失っているかのようでした。

多すぎだったサブストーリー:贅沢ゆえの散漫さ?

冒頭から想像の斜め上を行く展開が続き、予測不能のストーリーで没入感もあったのに、ほんの少しばかり「もったいない!」と感じる部分もありました。

それは、並行して進むストーリーが多岐にわたる点です。

・ハイジャックした列車で奮闘するサム

・対応に追われるベルリンチーム

・ベルリンで調査するMI5&イギリス大使館員

・現場で捜査する刑事

・スコットランドの山小屋にいるマーシャ(サムの元妻)

・イギリスで動くダニエル組(シーズン1で登場)

・そして、前作の黒幕・ブラウン!

↑これ↑、多すぎません?(;´∀`)

メインはもちろん、サムがハイジャックした列車のストーリーですが、サブストーリーの流れが集結するわけでもなく、「国や立場を超えて人命を救う!」という感動シナリオでもなく。

これだけ要素があるのに、惜しい!……というのがファンゆえの正直な感想です。

まとめ

個人的にテンションが上がった点もありました。それは、ドイツ組のキャスティングです。

連邦警察本部長エイダ・ヴィンターは、『FBI:インターナショナル』のイェーガー役クリスティアーネ・パウル。

オペレーションセンターの指令員クララ・ベルガーは、『DARK』のマルタ役リサ・ヴィカーリ。

特に、リサ・ヴィカーリは、私にとって嬉しいサプライズでした。オペレーションセンターで冷静にハイジャック犯サムと応対するクララの姿は、緊迫したストーリーの中で和みポイントになりました。

地下鉄ハイジャック事件は解決しましたが、気になるのはサムのその後です。

地下鉄をハイジャックしたのだから逮捕は免れないはずですが、MI5へ引き渡されるのでしょうか。

「シーズン2で完結にしてほしい」という思いがある私としては、その後のサムがどうなったのか、刑務所にいる黒幕はどうなったのか、というところまで描いて欲しかったです。

若干のモヤモヤは残りましたが、圧倒的な緊迫感を味わえたのは確かです。

サムの未来に光があることを願いつつ、私の感想を終わります。

お読みいただきありがとうございました

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