
この記事は、管理人しかが作品の世界に浸りながら想像力を広げ、思いをめぐらせながら綴ったものです。素人目線の解釈に基づくため、思い込み、勘違い、間違いなどがあること、あらかじめご了承ください。また、感想はネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。
『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』シーズン1:概要
キーワード
- マルチバース
- ビッグバン・セオリー
- スピンオフドラマ
- 脇役たちの凸凹チーム
- 「もしも」の世界

イントロダクション

作品の導入部分をまとめてみました
荒廃した世界でコミックストアを営むスチュアートの前に、別世界から来た自分が現れる。彼の説明によると、シェルドン、レナード、ハワードが作った装置をうっかり壊したスチュアートのせいで、マルチバースが崩壊した……らしい。
元の現実世界に戻す任務を負ったスチュアートは、恋人のデニース、地質学者のバート、物理学者のクリプキとともに、故障した移動装置を使って奇妙な並行世界を巡ることになる。
評価



データは記事執筆時のものです
- IMDb:7.0/10
- ロッテントマト
トマトメーター(批評家による評価):77%
ポップコーンメーター(一般視聴者による評価):78% - メタクリティック(メタスコア):62/100



まずまずの滑り出しですね
私の満足度も高得点!
『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』シーズン1:感想



ここからネタバレ全開の感想です
未視聴の方はご了承のうえお読みください
制作決定のニュースを見た瞬間から心待ちにしてた、大ヒットドラマ『ビッグバン・セオリー』の新スピンオフ!『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』を視聴しました!
主人公はスチュアート!
コミックストアの店主で、自虐的なつぶやきがウリ?……の、あのスチュアートが主役を張るだなんて。
自信を持っての大抜擢なのか、はたまた大博打なのか。
スチュアートがお気に入りだった私は彼の主役を喜びつつも、「コケちゃったらどうしよう」という一抹の不安も。
イッキ見ペースで観終わった今、言えること!
スチュアート(と仲間たち)、頑張った〜〜!良かった〜〜!
さらに、『ビッグバン・セオリー』の仲間たち(ペニー、バーナデット、エイミー、ラージ……などなど)が別バージョンキャラになって盛り上げるところも、心憎い演出でした。
すでに更新済みということもあり、安堵と愛を込めて感想を綴ります。
薄幸キャラからヒーローへ!
コミックストアのスチュアート……と聞いて、何を思い浮かべますか?
負け組?不運な人?
確かにそれもスチュアートですが、私のイメージは「ちゃっかりさん」なのです。
そう思うようになったきっかけは、ハワード&バーナデット夫妻との関係性からです。
スチュアートはハワードのママの世話をしたり、ふたりの赤ちゃんのシッターも引き受けたり。気づけばハワード家の一員みたいな顔をして、グイグイアピール。疎ましがられても自虐でスルーするたくましさまでありました。
あの時から、「スチュアート=案外抜け目のないヤツ」と思ってた私でさえも、今回の主役抜擢はフェイクニュースかと思ってしまいました。(ごめんよ、スチュアート)
だって。スチュアートが壊れた世界を救う??壮大なミッションに挑む???
「ありえんわ〜」と思うなというほうが、無理ってものです。
そして、観終わった今、『ビッグバン・セオリー』で観たスチュアートは、彼の一面でしかなかったんだなーと、しみじみしています。
あのスチュアートは、シェルドンたちから見た彼の一面。もしかしたら、なにげにハイスペックなシェルドンたちの前で、萎縮してたのかも。当然のことだけど、スチュアートの人生はシェルドンたちの前だけじゃないですものね。
これまで語られることのなかった別の一面は新鮮でした。たとえば、意外としっかり者だったり、思いもよらず責任感もあったり。重そうなあの装置を持ち運ぶ根性も見せてくれました。そして、性格とは無関係だけど、お肌もツヤツヤしてた気が……。
このドラマは、そんな意外な一面をスチュアートらしく味付けしてるとこが良かったです。
誰もが主役になれる「もしも……の世界」
ジャジャ〜ン!
このドラマのテーマはマルチバース!
そう。私が苦手と公言している(このブログ内での公言ですが)「重ね合わせの原理」や「多元宇宙」がテーマなのです。
ストーリーはシンプルで、スチュアート、バート、デニース、クリプキの4人組が、マルチバースを旅しながら、自分たちの世界を取り戻すといったもの。
そういえば、『ビッグバン・セオリー』の中で、シェルドンがシュレディンガーの猫について説明してた時も、私の頭の中は「?」がうようよ大量発生してたような。
そんな苦手意識が強かったマルチバースの世界を、こんなに楽しめるなんて。思いもしなかったです。壁を感じなかった理由は、ズバリ!屁理屈抜きだから。なんといっても、あの!シェルドンがいませんから。(もちろんシェルドンも大好きですよん)
スチュアート視点のマルチバース。そこが肝です。
スチュアートたちが垣間見る別世界は、「もしも、こんな世界があったなら」の世界。
・結婚しちゃったバート
・牛もどきの胃袋人間だけど、平穏な世界に満足するスチュアート&デニース
・独裁者になったクリプキ……(ー_ー;)
マルチバースには「自分らしくいられる世界がある」けど、どんなに居心地が良くても「自分の世界」ではありません。そう思うと、自分本位にならず、誘惑にも負けず、文句たれつつ踏ん張る彼らがますます愛おしくなります。
ミラクルなチーム構成
このドラマの成功ポイントをひとつ挙げるとすると、スチュアート、バート、デニース、クリプキの4人組だと思います。
不思議な組み合わせの彼らの凸凹具合が、見事に絶妙で。それぞれ、長所もあれば短所もある。多めの短所を補い合いつつ、ダメなところを受け入れてました。
ところで、主人公のスチュアートは別として、あの3人をどうやって選んだのか気になります。『ビッグバン・セオリー』のサブキャラは非常に多いし、個性派揃い。
もちろん熟考されたはずですが、もし「最も世界を救いそうにない」が最重要ポイントだったとしたら、クリプキは「失敗へ誘導する才能」で選ばれたのかな。だって、チームの輪を乱すこと間違いなしですもの。
でも、この4人でなければ、この旅は成立しなかったんだろうなあ。そう思えるほど、愛着が湧いてます。(クリプキにさえも!)
まとめ
脇役から、スポットライトの真ん中へ!
設定の妙が光るドラマですが、やはり忘れてはいけないのが『ビッグバン・セオリー』のメインキャラが顔を見せてくれる点です。
シーズン1では、ペニー、ラージ、バーナデット、エイミーが意外な役どころで登場。この「懐かしさ」と「新鮮さ」の融合が、ファン心理をくすぐるんですよね。特に、お馴染みキャラの悪の形相(ペニー&バーナデット)は、演じる楽しさがダダ漏れしてた気がします。(´∀`*)
さて、嬉しいことに『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』は更新済みです。
終盤、彼らが迷い込んだ世界は「自分そっくりな俳優が、自分そっくりなキャラを演じるTVショー」。想定外のオチが用意されてました。シーズン2への布石かもしれませんが、あの結末から今後の展開を予想してみてと言われても……ねぇ╮(´・ᴗ・` )╭
そんなわけで、シーズン2の予想はやめて、次は誰が登場するのか楽しみにしようと思います。チラリと意味深に映り込んだ「ヤング・レナード」の看板ポスター。気になります〜。
『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』は、知っているはずのスチュアートたちの、知らなかった顔に出会える旅でした。彼らの楽しいシーンを反芻しながら(苦笑)、私の感想を終わります。



お読みいただきありがとうございました
