海外ドラマ『アストリッドとラファエル〜文書係の事件録〜』シーズン1〜4まとめて感想ー分析力と行動力の最強バディー【ネタバレ有り】

Astrid et Raphaëlle/出典:france.tv

原題:Astrid et Raphaëlle /製作年:2019〜(継続中)/製作国:フランス・ベルギー/言語:フランス語

はじめに

この記事は、管理人しかが作品の世界に浸りながら想像力を広げ、思いをめぐらせながら綴ったものです。素人目線の解釈に基づくため、思い込み、勘違い、間違いなどがあること、あらかじめご了承ください。また、感想はネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。

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目次

『アストリッドとラファエル〜文書係の事件録〜』シーズン1〜4

このドラマのキーワード

ドラマの要素
  • パリ
  • 犯罪捜査
  • 謎解き
  • 自閉症スペクトラム
  • 友情
友情♡

イントロダクション

作品の導入部分をまとめてみました

勇み足で犯罪者を取り逃がしたパリ警視庁の警視ラファエルは名誉挽回のチャンスを与えられ、犯罪資料局で働くアストリッドと出会う。膨大な資料の中から事件の真相を読み解く鍵を見つけるアストリッドの類まれな才能を知ったラファエルは捜査への参加を求めるが、自閉症のアストリッドにとって予測不能な環境は大きなストレスだった。アストリッドを理解し尊重するラファエルは「あなたを守る」と約束し、一方、アストリッドも猪突猛進型のラファエルをサポートするようになる。やがて、ふたりは互いを「親友」と認め合う仲になり、公私ともに大切な存在になってゆく。

主要人物

アストリッドとラファエルの背景は?

アストリッド・ニールセン

(サラ・モーテンセン)
自閉症スペクトラム症
犯罪資料局勤務
刑事だった亡き父の影響で幼い頃より犯罪科学に強い関心を示す
幼い頃に去った母の記憶はない
独自の方法と視点で重要な証拠を見つける
様々なパズルに精通

ラファエル・コスト

(ローラ・ドヴェール)
パリ警視庁警視
正義感があり面倒見も良い
別れた夫との間に息子がいる
大雑把で散らかし屋
猪突猛進して失敗することも
恋愛ベタを自覚している

画像出典:rottentomatoes

周辺の人々

ニコラ
ラファエルの長年の親友で相棒
密かにラファエルに片思いしている
シーズンごとに風貌に変化あり

フルニエ
元軍医の監察医
鋭く真実を見抜くアストリッドを邪険に扱っていたが、能力を認め敬意を払うようになる

ウィリアム・トマ
アスペルガー症候群の青年
アストリッドが参加している自閉症の社会力向上クラブの主催者

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シーズン1〜4まとめて感想

ここからネタバレ全開の感想です
未視聴の方はご了承のうえお読みください

はじめに

馴染みのないフランス発の作品ということもあり、お試しな気持ちで視聴してみたら、第1話で心をつかまれ、すっかりアストリッドとラファエルのファンになりました。

主人公アストリッドとラファエルの関係や彼女たちをとりまく環境、さらに事件と捜査の展開まで全てにおいて興味深く、出会えて良かったと思える作品のひとつです。

そんなわけで、シーズン1〜4までぐんぐん視聴して、一息ついたところで感想を書いてます。

見どころ盛りだくさんの作品ですが、まず称賛を送りたいポイントは、しっかりとしたキャラ設定。

シリーズが続くうちに主要キャラの設定がブレてしまうこともしばしばありますが、このドラマは違います。成長したり、変化したり、人が生きていくうえでの変化を盛り込みながらも、人物像に一貫性があるのです。ブレないということは、登場人物に親近感を持つうえで、とても重要なことのように感じます。

アストリッドについて

サイドストーリーとして描かれるアストリッドの成長を見守ることは、このドラマを見るうえでの大きな楽しみです。

ラファエルとの運命的な出会いから始まったシーズン1〜4までの間で、アストリッドの生活は公私ともに大きく変化するのですが、ストレスフルな状況から逃げることなく努力を重ねながら乗り切ってゆく姿に感動してばかり。

もちろん絶対的な存在のラファエルがいるからこそということもありますが、アストリッド自身が凄まじい頑張りをしてるんですよね。

犯罪捜査が天職だとしても、予測不能な現場はアストリッドを疲弊させるばかり。『社会力向上クラブ』の頼れる友人ウイリアムの提案で、自分の心の容量を豆(ビーズ?)を使って視覚化する様子を見て、「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と声をかけたくなります。でも、彼女は諦めません。自分の限界を超えても捜査を続けようとする姿には、正義感や使命感を感じずにはいられません。

そしてね、恋もしちゃうんですよ。

しかもお相手は日本からの留学生テツオ。

ラファエルもキャーキャーでしたが、私もキャーキャーです。

物静かで理論的なテツオは、アストリッドにピッタリなお相手で、キャスティングのセンスの良さを感じるところでもあります。ふたりが並んでいると、とても自然。一歩一歩、距離を縮めてゆくふたりを全力応援しています。

ラファエルについて

ラファエルのほうは少々とっ散らかった人生を送ってるのですが、良いところもダメなところありの普通らしさが魅力です。

刑事としてのラファエルの強みは正しいと思うことをやり通す行動力だと思うのですが、私生活のほうはちょっと違うんですよね。本人も自覚してましたが、恋愛ベタ。後悔すると分かっていながら関係を持ってしまうんです。シーズン2で付き合っていた検事なんて、早く別れてくれーと念を送りたくなる相手でした。

そんなラファエルも親友ニコラと結ばれ、妊娠が判明したところまでがシーズン4でした。紆余曲折のすれ違いはありましたが、ふたりの関係を進めてくれて良かったー。心待ちにしていた展開に大喜びです。期待を裏切らない点も人気の理由なんでしょうね。

フルニエ愛

さて、主人公ふたりも素敵なのですが、実は私のお気に入りは監察医のフルニエなんです。

フルニエ先生は、第1話から登場している主要人物のひとり。ツボにはまって、何度もフルニエシーンを見てしまうほど。

アストリッドの才能を認め、不遜な態度を謝罪し、惰性になりつつあった仕事への情熱を取り戻し、取り組み方を改めるなんて、なかなかできることではないと思うのです。それをやってのけたフルニエを、人としても尊敬しています。

ささやかなシーンから伝わるアストリッドとフルニエ先生の信頼関係を堪能するのも、このドラマを見る楽しみになってます。アストリッドの的確な指摘を聞きながらドヤ顔してるところなんて、人間味溢れています。

まとめ

さて、人物についてばかりの感想になってしまいましたが、肝心の犯罪捜査のほうも謎めいた事件と解決してゆく過程に工夫があり、見ている者を飽きさせません。

どんな難事件が待ち受けているのか、シーズン5も楽しみです。

お読みいただきありがとうございました

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